1990-12-17 第120回国会 参議院 予算委員会 第3号
中東問題についてですが、ブッシュ政権やその在外代表者にどうも振り回され過ぎてはいないかという国民の声がようやくしきりです。他の諸問題についてと同じく中東問題につきましても、アメリカには多様な声が存在するので決して一枚岩ではありません。それだけに、ある政権のある一時期の選択に決定的に深入りすることは、多様性が身上のアメリカとつき合う上ではむしろ下策と言うべきです。
中東問題についてですが、ブッシュ政権やその在外代表者にどうも振り回され過ぎてはいないかという国民の声がようやくしきりです。他の諸問題についてと同じく中東問題につきましても、アメリカには多様な声が存在するので決して一枚岩ではありません。それだけに、ある政権のある一時期の選択に決定的に深入りすることは、多様性が身上のアメリカとつき合う上ではむしろ下策と言うべきです。
なお、もう一つ、民社党の受田委員から御質問がありましたが、日本の在外代表部を韓国に置くという問題も、私はきわめて重視すべき問題だと思うのであります。現に、池田内閣の改造直後において、日韓会談を始めるに先立って池田首相は第一回の新聞記者会見をやっておられます。そのときに池田さんは、相互平等な立場において日韓会談を始めるのだということを明言しておられます。
一つは在外代表部の問題、これは、平等でやるのなら、韓国の代表にいつでも京城へ引き揚げろということを求められれば、ある時期においては私は非常ないい結果があったと思います。もう一つは、日本が韓国と通商を断絶しましても何ら痛痒がないのですから、ある時期には通商関係を断絶するという思い切った措置に出られることも私は必要だったと思う。
○安川説明員 韓国の場合は、御承知のように、在外代表部がございませんから、公電のとりようがないわけでございます。ほかの公館につきましては。
また、日本の在外代表部を置くことについても文句を言っておるようでございます。これまでの小坂さんのおやりになった交渉がどの程度しっかりおやりになったか、私存じません。しかし、少なくとも、三つの委員会に精力が集中して、竹島問題に関しては、あたかも既成事実を認めるがごとき比較的弱い態度をおとりになったことは事実じゃないかと私は思います。
従ってむしろデ・ジューレに承認したときはいつであるかということを中心として検討いたしましたその結果といたしまして、インドネシアにつきましては、日本の在外代表部、在外事務所を向こうに置いた日付ということは、正式に置いたのはおくれましたので、先方の日本にあります代表部が日本政府によっていつ正式に承認されたか、認められたかという事実をとるのが一番適当じゃないか、それがまた一番早い時期になりますので、それで
韓国側の返答は相変わらず日本人の生命、財産に対して十分な保護ができるかできないかわからぬということを唯一の断わり文句として応酬をしてきておるのでありまして、今日まで日本の在外代表部ができておりませんことはまことに残念でございます。
外務省におきましても、前回の在外公館の問題の場合には、東南アジア諸国に対する日本の在外代表者は、全部公使から大使に昇格したのでありますが、私はこの次はぜひとも中南米に対する日本の代表者は、できれば全部大使にしてもらいたい。
○藤田進君 特に、今回におきましては異議なしですが、そうしますと、ブラジル国には、日本代表として在外公館があり、全権大公使がいると思いますが、この点とあわせて国の代表として特定の目的をもって交渉するというのが、特に在外代表でいかないという理由は、どこにあるのか御説明いただきたい。
をもつてしますならば、いわゆるなしくずし講和でちるというようなことが言われておるわけでありますが、しかしながら私は、この法案をよく読んでみますと、まことにこういう在外事務所が新らしく設置されたということにつきましては、関係国に対して深甚なる敬意と感謝をささげなければならぬとは考えますけれども、その在外事務所の持つております機能とか、権限とかを読んでみますと、たとえば連合軍から出ました覚書によりましても、日本政府の在外代表
先ほど来論議された在外代表の資格ないしは特権の上から行きまして、その各号以外の――十二号までの以外の一般的に在外邦人の保護というものは、どういう内容をどういう方法でやるという意味合いでありますか。
要するに自主的にわれわれが決定すればいいんだという結論が、はつきり出るわけなんですが、その問題は一応おきまして、さてこの在外代表というものは一体どういう権限を持つておるのか。先ほどちよつと話が出たのですが、川村政務次官はおきまり文句でもつて、これが国際社会復帰の第一歩だということを言われておる。
一体在外代表というものは、日本から向うに旅行者が最近ありますが、ああいう旅行者と同じものであるか、またあそうに長く駐在するものであるか、どういう外交的な意味があるのか、こういう点を説明されたい。